なんてヤツだろう 4
ハトの目の下にあるふたつのホクロのようなもの。
一見、鼻メガネをかけたようにも見えるが、まさかハトにホクロはないでしょうしね。
こういう問題はやはり専門家に聞いたほうがいいだろうということで、日本伝書鳩協会に尋ねると、「協会の会貝さんに詳しい人がいますので、そちらに聞いてみてください」といわれ、秋葉鳩店というお店を紹介してもらいました。
「ああ、あれですか、目とくちばしの間にあるヤツでしょう。
あれは鼻こぶっていうんですよ」とご主人。
鼻こぶですか?"「ええ、あのこぶの下にはちゃんと鼻の穴もあるんですよ。
ヒナのうちは黒っぽいんですが、大きくなるにつれて白くなります。
メスよりオスの方が大きいですね」何となくホクロのように黒っぽいという印象があるんですが。
「公園に行って、パンくずやとうもろこしをまけばたくさん集まってきますから、よく観察してみてください」秋葉鳩店は、日本でも有数の伝書鳩の専門店で、ご主人は二代目。
「わたしの代になって30年です」という老舗でもある。
あのオ、高いのになるといくらぐらいするんでしょう?「ベンツ一台ぐらいの値段はしますよ」というと数百万円?「いえ、1000万円以上ですね」ギョエッ!伝書鳩は、サラブレッドのように血統が重視されるため、有名なレースで優勝したハトになると、そんな値段になるらしい。
「最近も、スペインとベルギー間を飛ぶレースで総合優勝したハトが輸入されたんですけど、やはりそのくらいの値段でした」レースに出場するのはオスのみ。
サラブレッドみたいに、「種つけ料」が入ってくるんでしょうけど、ハトの寿命は約10年。
きっとその間に元は取るんでしょうね。